相次ぐ教職員の不祥事を陳謝 福岡県教育長「責任感じる」

相次ぐ教職員の不祥事を陳謝 福岡県教育長「責任感じる」
西日本新聞 2020/1/10(金) 21:25配信

 福岡県教育委員会の城戸秀明教育長は10日、県庁で開いた年頭記者会見で、とが今月に入り相次いで逮捕されるなど、不祥事が続いていることについて「重大な問題。責任を感じている」と陳謝し、本年度内にも自身を処分する考えを示した。新年度に県立の各学校に不祥事防止の推進リーダーを置き、教職員の自発的な研修などの取り組みを促す考えを明らかにした。

 今月の2件を除き、本年度の教職員の懲戒処分は14件で、この10年間で最多。昨年12月には、されている。

 推薦入試について城戸教育長は「必ずしも制度に問題はないが、不透明な印象を与える面もある」と言及。代わりに2018年度から導入し、10校が実施した特色化選抜への移行も視野に検討する考えを示した。

 生徒の多様な個性を評価する特色化選抜は中学の推薦が不要で、各高校の内定基準が明確という。(前田倫之)

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